2016年09月08日

心身医学(心療整形外科医)への入り口

[心身医療]

15年ほど前、目の前にいる、診断と治療が困難な患者さんを

何とか救いたいと思い、

たまたま、出会ったこの2冊の本が、

私の心身医療への入り口でした。

何度も、何度も、読み返し、実践を試みました。

たくさんの火傷をしました。

「心を素手でつかもうとすると火傷する。」

ある、精神科の先生の言葉です。

まさにその通りでした。

一日中、手術をしても、疲れより爽快感がありましたが、

心の臨床のおける素人の生兵法は

自分自身の傷つきと疲労感を生み出してばかりでした。

「よし!先生に直接習いに行こう。」

永田勝太郎先生に手紙をかきました。

これが、わたくしの心身医学の道への第1歩でした。