院長あいさつ

理念

理念

宣言

一、私たちは、目の前の一人一人に、救いの手をさしのべます。

一、私たちは、目の前の一人一人を、喜びの笑顔に変えます。

一、私たちは、救いの手をさしのべ、喜びの笑顔に変えるため、常に変化し、成長します。

一、私たちは、救いの手をさしのべ、喜びの笑顔に変えるため、全人的医療を研鑽します。

一、私たちは、救いの手をさしのべ、喜びの笑顔に変えるため、当院の組織文化を守ります。

一、私たちは、理念の実現を通して、世界の平和に貢献します。

ご挨拶

当院は2010年6月8日、全人的整形外科医療を地域で実現する夢を抱き、富士市五貫島に開院しました。2019年6月8日で9周年を迎えようとしています。

今まで、皆さまには本当にお世話になりました。心より感謝申し上げます。

私は、整形外科の医師になって以来、整形外科の疾患のはずなのに、何故、整形外科の治療法で良くならないのだろう、症状が良くならないと、何故、心理的、精神的問題にされるのだろう。医療施設は、何故、患者さんのことはそっちのけで職種間の意地の張り合い(セクショナリズム)があるのだろう、来院した患者さんは、何故、あのように幸せそうな顔をしていないのだろう。たくさんの疑問がありました。

そのような疑問、違和感を解決するには、スタッフ全員が、従来の患者さんに対する見方、考え方の大転換(パラダイムシフト)を実現すること、医療従事者で大切なのは、医療従事者の全人的医療に基づいた人格(治療的自我)の形成であり、医療施設で大切なのは、チームで結果を出す組織作り(組織パラダイムの統一)であると結論付けました。

そこで、当院は、整形外科を訪れる患者さんに対して、ただ運動器の疾患や障害として見る専門医療の見方、考え方(従来のパラダイム)ではなく、全人間的なさまざまな痛みを抱えた一人の人間として見て、考える、全人的医療(新しいパラダイム)を一貫した価値観とし、全スタッフが、必要で多彩な医療知識、必要で多彩な医療技術、治療的自我、人としての品格を常に変化、成長させ、職種同士の意地の張り合いのない、チームとして力を発揮する見方や考え方(適切な組織のパラダイム)を身に着け、お世話になっている地域の方々に実践すること(全人的整形外科地域医療)を目指しました。

しかし、これまでの9年間はいばらの道で、目指した医療からは程遠いものでした。

2019年4月1日の新しい時代に乗って、全人的整形外科医療の実現を決してあきらめない気概を持ち、全スタッフのパラダイムの大転換と理念を実現する覚悟の下、当院は新しく生まれ変わり、再度、目指していきたいと存じます。そして、皆さんと私たちが同じ地域の一員として、明るく、楽しい関係がこれからも続くことを祈っています。

今後とも、私たちの変化と成長を見守ってください。何卒宜しくお願い申し上げます。