人間関係の境界線(バウンダリー)の引き方
[心理]
勉強になりました。
世の中には、
いろいろなことを分かっている人がいるのですね。
誰かから
「あなたのため」といわれ、
その自分の考えや気持ちに合わない行為に
内心、
「嫌だなぁ」、
「自分が我慢すればいいか」
と思いながら、
受け容れてしまうことはないですか?
そして、
善意という名の大きなお世話の
多大なストレスに我慢できなくなり、
とうとうキレてしまい、
仲たがいしたことはありませんか?
その時、
善意を踏みにじったような、
自分が嫌な人間になったような、
気持ちになったことはありませんか?
私はしょっちゅうあります。
いや、ありました。
反対に、
「子どものため」
「妻のため」
「夫のため」
「親のため」
「友達のため」
「部下のため」
「地域のひとのため」
‥‥
というような理由で
善意のつもりで、
自分以外の人に、その行為を行った挙句、
相手にキレられてしまって、
最後には、仲たがいしたことはありませんか?
その時に、
「私はこんなにやってあげたのに」
「感謝されてもいいくらいなのに」
って思ったことはありませんか。
私はしょっちゅうあります。
いや、今は無いように努めています。
このような、仲たがいの場面は、
人間関係の
「バウンダリー・オーバー(境界越え)」のためです。
バウンダリー・オーバーは
日常の人間関係のトラブルのもとになり、
そのストレスは、病気発症のもとにもなります。
バウンダリーとは心理学の用語で、
自分と他人の間にある境界線のことです。
目に見えない人間関係の中で、
ここからここまでは自分の領域、
そこからは先はあなたの領域
ときちんとした線引きの意識です。
自分自身が快適に暮らせる
人間関係のバウンダリー(境界線)を甘くすると、
善意を装った、
して欲しくないことをされる、
言われたくないことを言われる、
自分以外の人の
不法侵入を許してしまいます。
進撃の巨人に襲われるみたいに‥
また、自分自身が
自分自身をチェックせずに
「~のため」という理由で、
善意を装い、
自分以外の人の快適な領域に
バウンダリー・オーバーした
不法侵入にために
大きなストレスを与えます。
進撃の巨人になって襲いかかるみたいに‥
自分自身のバウンダリー(境界線)が甘くなる要因に
承認欲求(他人から認められたい、必要とされたい、尊敬を得たい)が
あります。
他人に認められたくて、
褒められたくて、
ついつい過剰に相手のニーズに
合わせてしまう。
相手が自分のことを
どう思っているのかが気になって、
いつしか自分の気持ちより
相手の気持ちを優先していまう。
他人の評価や、
あり得ないような理想の自分に
振り回されず、
ありのままの自分を受けいれ
バウンダリーを崩さない人に
なりたいものです。
★バウンダリーを守る方法はこの著書の一読を
また、自分自身が自分以外の人の
バウンダリーを侵さないためには
自分が
自分自身以外の人のために
何かをするときには、
以下の3つを自分自身の心に
問うことです。
①その行動は
「自分がしたいから」してるの?
②それはその相手に、
本当に必要なの?
③自分がしたい行動だから、
感謝されようがされまいが関係ないと思っている?
誰にも抑圧されず、
それでいて、
決して孤立するわけでもない、
お互いにとって
快適でベストな人間関係の在り方を
実現したいものです。